スタッフA(生活支援員)

氏名:男性 Aさん
生年月日:1984年生まれ
入職:2014年4月
趣味:野球観戦

大学卒業後、福祉とは関係ない仕事につきましたが,福祉に興味を持つようになり専門学校へ1年通い、社会福祉士の資格を取得し、翔朋学園で働かせてもらうことになりました。来月4月1日で6年目を迎えます。

仕事との出会い・きっかけ

福祉に興味を持つようになり、専門学校へ通いながら社会福祉士の資格取得のため勉強していくうちに、高齢者施設よりも障害者施設に興味を持つようになりました。合同就職説明会に参加し、障がい分野で求人を探していた際に、翔朋学園のブースを見かけて話を聞き、入職することになりました。

1日の仕事の流れと支援の内容

8:50より朝礼があり、終わり次第洗濯物干し、掃除をします。その後10:30まで外で利用者の方の運動を行います。終わると午前の日課のスタートとなり、作業班や裁縫班など利用者の方の意向やレベルに応じて4つの班に分かれて日課を行います。その後は13:20まで昼食・休憩となります。時間になると朝干した洗濯物を取り込んで、午前同様班それぞれに分かれて午後の活動に取り組みます。15:00よりおやつがあり、続いて入浴介助、更衣等の支援を行います。17:20から夕食、食事後歯磨き支援となり、消灯時間まで余暇支援となりますが利用者の皆さん各々好きなことをして過ごすことが多いです。 22:00消灯、24:00・03:00に巡回、トイレ誘導等を行います。消灯後の時間は事務作業など自分の仕事を行い03:00の巡回後から仮眠をとれるようなら仮眠をとっています。05:30頃から起床し、更衣やトイレ誘導を行い、07:20から朝食。08:50の朝礼後夜勤の残務を片付けて帰宅します。夜勤は24時間勤務と長いですが、次の日は基本的に公休のため、明けはゆっくりとできます。

ある一日のスケジュール

8:00

出勤

8:00
9:00~9:30

朝礼・清掃

9:00~9:30
10:00~10:30

運動・活動

10:00~10:30
12:00

昼食・休憩・活動

12:00
15:00

おやつ

15:00
16:00~17:30

入浴・更衣・夕食・歯磨き

16:00~17:30
19:00

余暇・トイレ誘導・服薬

19:00
22:30~3:30

巡回・消灯・事務処理・仮眠

22:30~3:30
6:00~7:30

起床・更衣・朝食・歯磨き

6:00~7:30
9:00~9:30

朝礼・帰宅

This is Timeline description, you can change me anytime click here

9:00~9:30

支援上心掛けていること

利用者の方に寄り添えるように心掛けています。なるべく利用者の方の意向、要望に応えられるように可能な限り支援していきたいと考えています。消灯時間を過ぎてもあと少しTV番組が見たいと言われることもたまにあり、朝しっかりと起きて、日中も頑張って活動していただくことを約束して、消灯時間を延ばすこともありますし、日中活動の合間の余暇時間には出来るだけ好きなことをして過ごして頂ける様にしています。外出なども何処に行って、どんな風に過ごしたいか希望を伺って、外出先や昼食場所を決める様にしています。可能な限り意思決定支援に心掛け、意思表明、意思実現を心掛けています。

利用者とのかかわり

利用者の方とは、上から目線にならないように同じ目線、同じ立ち位置で関わっていくように心掛けています。同じ立ち位置ではありますが、利用者の方に不適切な言動があった場合は、しっかりと分かり易く助言等を行なうようにしています。また、どんなに忙しくても利用者さんからの声掛けには必ず丁寧に対応しぞんざいにならないように心掛けています。さらに、日頃から利用者の方々の顔色や言動などに気配り・目配りを怠らず、わずかな変化にも気付ける様に心掛けています。

職場の仲間とのかかわり

先輩職員と同期・後輩職員では、経験年数がかなり離れています。私が入職した時は、直ぐ上の先輩職員がおらず、当初は「大丈夫かなぁ」と不安もありましたが、利用者の方とのコミュニケーションに困っていると「どうした?大丈夫か?」と声を掛けていただいたり、利用者のことや支援について分からないことを質問した際には、丁寧に教えていただけます。未経験からでも先輩職員が支え、導いてくれます。ここ数年は複数の職員が入職してきて、私に年齢も近い方々が増えてきましたが、今では私が先輩職員として指導する立場にもなり、ベテラン職員と新人職員の間で上からも下からも色々と相談されることも増えてきました。皆さんに信頼されるよう頑張っていきたいと思います。

今後の夢や希望

遠回りをして福祉の世界にたどり着きました。色々と悩むことや考えることも多いので大変ですが、この世界で今後もずっと働きたいと考えていますし、活躍していきたいと思っています。同じ世界で働く後輩の為に、自分なりのエールを送りたいと思いますし、職場の後輩には支えになってあげられればと感じています。個人的には、成年後見制度について研修等にも積極的に参加しもっと勉強して、将来成年後見人としてお役に立ちたいと考えています。

同僚・先輩からひとこと

仕事に向き合う姿勢や取り組む準備がしっかりしていて、利用者の方々への支援も物腰柔らかく実践しているので、利用者の方々からの人気も高いなぁと感じています。また、実習生の指導役を通して、後輩職員に対する指導も上達していることが、感じられるようになっています。これからも、頼もしい後輩として、いや力強い同僚としてお互い頑張っていきましょう。